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【JAPAN FOR CEBU×CEC Japan Network株式会社

セブ島被災地再建支援プロジェクト第2弾】

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日時:2025年11月15日土曜日

​場所:Talisay CityのIsla Verde(スラムエリア)

送金額:40,000ペソ(約120,000円)

政府からの金銭支援が途絶えているため、生活費として各世帯2000ペソずつ、20世帯に配布。

不公平が生じないよう、運営側が用意した20,000ペソで洋服、枕、下着類を購入し、近隣に配布。

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11月11日、現地スタッフ10名と代表の杉山にて、11月4日に発生した台風の影響で甚大な被害を受けた Talisay 市 を訪問しました。
この地域は、参加したスタッフ2名のホームタウンでもあり、状況の深刻さを目の当たりにしました。

【現地の被災状況】

近くを流れる Managa River の氾濫により、石垣の簡易堤防のみが整備されていた区域の住宅はほとんどが流されました。
先日の地震によりインフラが弱っている中での台風の襲来で、Talisay 市では 7名が犠牲 となり、多くの家庭が家と生活基盤を失っています。
​これらは単発の自然災害ではなく、制度的な脆弱さと生活基盤の弱さが複合して生じている災害として理解されています。

過酷な状況にもかかわらず、被災者の方々は笑顔を向けてくれ、涙をこらえながら「私は大丈夫」と語る姿がとても印象的でした。
政府からの公的支援はまだ届いておらず、地域内の私的な助け合いによって何とか生活をつないでいる状況です。

【支援物資の準備と配布】

不足している物資として、枕・洋服・下着類 の要望が特に多く寄せられました。
そのため、運営側で支援費を確保し、11月14日に大量購入とパッキング を行いました。

また、被災者の方々が「自分で必要なものを選べる」選択肢を増やしたく、皆さまからのご寄付は 1世帯あたり2,000ペソ の現金として、20世帯に直接お渡し いたしました。

水や食糧以外の支援が届かない中で、
「金銭での支援が本当に助かる」 と多くの家庭から感謝の声をいただきました。

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【現地から届いたメッセージ】

thank you so much for everything you’ve done. We can’t express how grateful we truly are. Seeing our friends in Talisay smile again, even in the middle of the struggles they’re facing right now. Your kindness brought them hope, comfort, and strength at a time when they needed it the most. What you did wasn’t just help it was a reminder that they are not alone. Thank you, from the bottom of our hearts, for caring so genuinely and for being a light during their hardest days.

日本語訳
「本当に本当にありがとう。感謝の気持ちは言葉では言い表せません。
困難な状況の中でも、タリサイの友人たちが再び笑顔を見せてくれました。
あなたの優しさは、彼らが最も必要としていた時に“希望”と“安心”と“強さ”を与えてくれました。
今回の支援は単なる助けではなく、彼らが“ひとりではない”と伝える行為でした。
心の底から、あなたが真摯に寄り添ってくれたことに感謝します。
あなたは彼らの最もつらい日々に光を届けてくれました。」

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皆さまの温かいご支援に、心より御礼申し上げます。

【再建支援の進捗について】

台風および連日の大雨の影響により、第一弾の再建作業は予定より遅れが生じています。
材料はすでに現地へ届けられており、進捗があり次第改めてご報告いたします。

今後も被災地の復旧・復興のため、皆さまのお力添えを賜れましたら幸いです。

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